日産 世界に1台しかないGT-R LMを展示

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

日産グローバル本社ギャラリーでは、2015年6月9日から6月28日まで、ル・マン24時間レースに関連した展示が行われている。

今回は世界に1台しかないNISMO GT-R LM ロードカーを紹介する。

NISMO GT-R LM ル・マン公認用ロードカー(1995年 BCNR33型)

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

1990年代半ばから後半のル・マン24時間レースでは、「GT1」という車両規定のマシンで優勝争いが繰り広げられていた。

GT1規定では、公道走行できる市販車を最低1台生産し、ナンバーを登録することが求められたため、レースカーのベースとなる車両を制作して市販車として登録することでル・マン24時間レースへの出場権を得ていた。

今回展示されたNISMO GT-R LMは、1995年のル・マン24時間レース出場のために制作された公認用ロードカー。
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ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

1990年を最後に日産のル・マン参戦は途絶えていたが、1995年に活動を再開。
しかし、市販車のスカイラインGT-Rを改造しただけでは上位入賞は困難な状況であった。

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

そこで、大幅な改造を行ったル・マン専用GT1車両「NISMO GT-R LM」を制作。
大きく膨らんだフェンダーや、ラジエーターやオイルクーラー、ブレーキの冷却性能を高めるパーツなどが市販車のスカイラインGT-Rと大きく異なっている。
エンジンも600psへのチューニングを想定した部品が採用されている。

ニスモはこのロードカーを1台だけ制作し、英国で一般車両として登録してル・マン24時間レース出場の公認を得た。

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

テールランプのカバーは市販車のスカイラインGT-Rと同形状だが、中に入っているブレーキランプとウインカーは四角いパーツが使われている。

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

内装はNISMOロゴ入りの生地が張られたレカロシートとなっている。

ニスモ GT-R LM ル・マン公認用ロードカー

ヘリテージコレクションNo.181
全長:4,675㎜
全幅:1,880㎜
全高:1,300㎜
ホイールベース:2,720㎜
トレッド(前/後):1,550㎜/1,580㎜
車両重量:1,580㎏
サスペンション(前後共):ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後):4ポッドベンチレーテッドディスク/2ポッドベンチレーテッドディスク
タイア(前後共):265-35-R18

エンジン主要諸元

エンジン型式:RB26DETT(直列6気筒・DOHCツインターボ)
総排気量:2,568㏄
最高出力:224kW(305ps)/6,800rpm
最大トルク:372N・m(38.0kgm)/4,500rpm

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